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片づけが苦手、時間を守れない、つい感情的になってしまう…。大人になって自分の性格に悩む人も少なくありません。自分でどれだけ注意しても、繰り返してしまう「困りごと」は、単なる性格ではなく、発達障がいによるものかもしれません。
発達障がいは生まれつきの特性です。本人の性格や家庭環境からくるものではなく、例えば体つきや声質が違うのとおなじように、脳の働き方の特性によって、行動のプロセスに違いが出てきます。
学生時代は小さかった違和感も、就職や結婚など、環境が変化することで段々と大きくなり、生きづらさを感じるケースは少なくありません。業務処理やコミュニケーションが複雑な環境に置かれると、自分自身も知らなかったような苦手分野が現れることがあるのです。
周りは難なくこなしているのに自分は時間がかかってしまう、失敗して怒られることが多いとなると、落ち込んでしまいますよね。
今の状況をつらいと感じるのは、これまであなたが頑張って努力してきた証拠です。ここまで問題に向き合ってきた自分を、まずは素直に受け入れて褒めてあげてください。苦手なことがあるのは、決して能力差や怠けているからではありません。発達障がいという、脳の特性に原因があるのかもしれません。もし発達障がいが原因だった場合、発達障がいについて知り、自分の考え方のクセが分かるようになると、苦手をうまく克服できるようになります。
特性は人それぞれで、ほかにもさまざまなこだわりや苦手が多種多様にあります。一見すると、誰にでもあるような単なる癖だと思われることも。
発達障がいは大まかに3つグループにわけられますが、1つのグループの特性がはっきり出る場合もあれば、複数グループの特性を合わせ持つ場合もあります。個性はまるでグラデーションのように境目がなく、周囲から見ると違いが分かりにくいため、理解が得られないことも多いでしょう。自分や周りでは判断できない場合がほとんど。
少しでも気になったらひとりで悩まず、まずは専門機関に相談してみるのが一番です。生きづらさを感じてつらいなら、迷わず医療機関で診断を受けることが自分を救う大きな一歩になります。
発達障がいの特性は「感じ方・考え方・行動」に深く結びついています。生まれもった個性を無理に変えようとすれば、心と体に大きな負担を与えるでしょう。
そもそも特性とは、自分を輝かせる大切な個性。他にはない自分だけの個性が、あなたの人生を豊かにします。
まずは自分の得意なことや苦手・嫌いなことを知り、心地よく過ごせる環境を整えていきましょう。仕事や生活の中で、上手くいかないことがあれば、自分ひとりで抱え込まず、周りを頼ってみるのもひとつの方法です。家事や仕事をはじめる時は、自分が一番得意なことから手をつけるのも、良いかもしれません。
自分を知ることで、子どもとの向き合い方はもっと楽になります。自分が苦手なことを把握できれば、感情をうまくコントロールしながら子どもに接していけるはずです。
すぐに答えが見つからず、苦しくなることもあるかもしれませんが、焦らずゆっくり自分と向き合ってみてください。
引用元:日本メンタルコーチング学院
https://ms-next.jp/
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引用元:NLP研究所公式HP
http://nlpij.co.jp/講座一覧/will_of_the_child/
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おすすめポイント
自分の特性を見つけて認めてあげましょう
大人になると、仕事や子育てに一生懸命で、自分を大切にする気持ちは忘れてしまいがちです。つらいとき、まずは自分自身でつらい状況を認識してあげることが、とても大切になります。無理せず、自分が納得できる方法があるはずです。焦らず探していきましょう。
このサイトで紹介している子育てNLPでは、自分の生きづらさの解消や、特性との付き合い方も学べます。自分との向き合い方を知ることで、きっと子育てにおいても自身の経験に基づいた接し方が選択できるようになりますよ。