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毎日家事や仕事をこなしながら子育てに奮闘する中で、ストレスやいら立ちがつのって、つい子どもに手をあげてしまうという悩みを持つママは少なくありません。頭ではわかっていても、感情のコントロールが難しいと感じている場合、どんな対処法が有効なのでしょうか。
子どもがいつまでもテレビを見ていて勉強しない、食事の好き嫌いが激しいなど、イライラして、つい子どもを叩いた経験が一度はあるのではないでしょうか。
どうしても手をとめられず、叩いた後で激しく後悔しても、また別のことで叩いてしまうことがあります。
ママが子どもを叩いてしまうのは、さまざまな場面が考えられます。
傾向がわかれば、意識して気をつけられるようになり、そのシチュエーションになるのを避けるといった対策を立てることもできるでしょう。
赤ちゃんが泣き止まない、子どもがいつまでもテレビを見ているなど、客観的に見ると、それほど問題があるようには見えないケースでも、ママはストレスがつみ重なっていると、おもわず叩いてしまうことがあります。
気持ちに余裕がない中では、衝動的に出てしまう手を、自分の意思だけでおさえるのは難しく、周りのサポートが必要です。
子どもは3~4歳ぐらいになると、冗談で親を叩くことがあります。子どもは手加減を知らないので、大人でも我慢できないくらい強い力で叩いてくることも。
叩くという行為は、通常攻撃を意味するので、わが子であろうと叩かれるとママもショックですよね。子どもに突然叩かれたり、くり返し叩かれたりすると、つい叩き返してしまうことが起こるでしょう。
子どももママも、叩かれた時に感じる気持ちは同じです。
夫が協力的でない、周りから理解のない言葉をかけられた時などに、八つ当たりで子どもを叩いてしまうケースも少なくありません。
自分は理解されていないと感じてしまうと、子どもに当たってはいけないと頭ではわかっていても、目の前の子どもに結びつけて叩いてしまうことがあります。
余裕がない時は、どうしても気持ちのコントロールが効かなくなってしまいます。
物理的な行動やちょっとした考え方の習慣で、心に隙間がつくることが第一歩。まずは今の自分にできそうなことを、いろいろ試してみましょう。
衝動で目の前の子どもを叩いてしまいそうになった時は、強制的に視界を切り替えてみてください。目線を上げて空を見たり、目をつむったり、体ごと後ろを向くなどもいいでしょう。物理的に視界を切り替えるだけで、突発的な衝動を回避しやすくなります。
怒りの感情は6秒でピークを過ぎると言われています。心の中で6秒数えたり、深呼吸を3回して目を開けるなど、条件反射的にできる行動を決めておくと、より実行しやすいでしょう。
例えば子どもがぐずって時間に遅れそうな場合は、「間に合わなくてもいい」と諦めることも大切です。子どもを叩いてまで時間に間に合わせないといけないことなんて、世の中にはありませんよね。周りの反応が気になる場合は、用事自体をやめてしまったって問題ない、というくらいに考え方に幅を持ってみませんか。
気持ちに余裕があれば、子どもの話を聞いてあげやすく、それだけで子どもが落ち着く場合があります。子どもが落ち着けばまた再開すれば良いのです。焦りからくる衝動を手放すことができそうな方法があれば、それを最優先に選択してみてください。
手を上げてしまわないために大切にしたいのが、ママの心身のケアです。
目まぐるしい日常生活の中で、ほんの数分でも自分をケアする時間をつくってあげてください。好きなお菓子を座って食べる、ベランダから外を眺める、好きな番組を見るでも、なんでも構いません。心にほんの少しでも隙間をつくることで、冷静な自分を取り戻せるゆとりが生まれやすくなります。
引用元:日本メンタルコーチング学院
https://ms-next.jp/
スタイル | オンライン講座 |
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スクール名 | 日本メンタル コーチング学院 |
おすすめポイント
引用元:NLP研究所公式HP
http://nlpij.co.jp/講座一覧/will_of_the_child/
スタイル | 通学講座 |
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スクール名 | NLP研究所 |
おすすめポイント
まずは自分の気持ちを受け止めて
ママが抱えているやるべきことは、きっと途方もなくたくさんあるはずです。それでも、忙しい中でほんの少し立ち止まってまずはママが今どう感じているかをそのまま受け止めてあげてください。自分を客観視できる、簡単で効果的な方法です。やってみると案外、自分の気持ちに蓋をしていたことに気がつくかもしれません。自分のつらい気持ちを、どんどん解放してあげましょう。
どうしていいか途方に暮れて何も考えられない場合は、まずはママが気持ちにゆとりを持てるように働きかけることが大切です。NLPでは、自分を振り返り、ネガティブな思考をポジティブに置き換える「リフレーミング」という技法があります。自己肯定感や自己重要感を高め、向き合い方を変える助けになるかもしれません。